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あなたには大切な人がいますか?
何が起ころうと守り抜くと心に決めた人はいますか?
他人を助けるのはとてもいいことです。ましてや自分を犠牲にして誰かを助けるなど、並大抵の勇気ではできません。
その勇気は誰かの人生を変えうる力を持っています。誇りに思ってください。
では、誰かを助けてあなたが死ぬのならば、どうしますか?それはいいことなのでしょうか?
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「最後の一葉 」本文
オー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」(The Last Leaf)をご存知でしょうか。
小中学校の道徳の教科書にも載っているので、読んだことのある人は多いかと思います。
こちらに全文が掲載されているので、今一度読んでみてください。
いかがだったでしょうか。
小中学校の授業では、助けられた命に焦点をあてており、少女が助かったことを喜ぶ、いわばハッピーエンドの物語として扱っています。
読み終えてひどく感銘を受けたとともに、心の内にモヤモヤが強く残り、“悲しく”なりました 。
物語では一人を助けるために、別の一人が死んでいるのです。
私はこの物語をハッピーエンドと捉えることは、どうしてもできませんでした。
もし物語中でベーアマンさんとジョンジーが逆だったらどういう印象になるでしょうか?
命の重みに差をつけてはいないでしょうか。
この物語を読んだ方に下の二点をどう考えられるかお聞きしたいです。
私だったらつらくなってしまいます。一生ぬぐえない後悔も残ってしまうかもしれません。
もう一度最初の問いに戻ります。
あなたは誰かのために死ねますか?
大切な人を助けるためだったら自分の命を懸けてもいい、その気持ちはわかりますが、残された人はそれからどう生きればいいのでしょうか。
その人にとってもあなたは大切な人で、自分のためにその大切な人を失ってしまっては、悔やんでも悔やみきれません。
一人で生きていくのはとても苦しいことです 。
私は命を張りたいとは本気で思うけど、残されるつらさも想像できるから、どうするかは決断できません。
ですが、人はいつか必ず死にます。
その時には、私は私の大切な人に先に死んでほしいです。
一人、残されるつらさの方が大きいから 。
あなたはどうですか?
※いろんな方の考えを聞いてみたいです。よろしければ下のコメント欄にご意見お書きください。
「最後の一葉」の小説
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